ナポリは6日のセリエA第28節でブレッシァと対戦し、ホームで0−0と引き分けている。試合後、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は怒りをあらわにした。同監督は34分、審判への抗議で退席処分となっており、イタリア『スカイ』のインタビューで次のように説明している。

「(クリスティアン・)マッジョに対するファウルがあったのは明らかだった。完全なるPKだったんだよ。私はそれを第4審判に訴えた。彼らはマイクでつながっているから、(主審に)伝えてくれることを願ったんだよ。だが逆に、私が退席処分とされてしまったんだ」

マッツァーリ監督とナポリは後半にもジュゼッペ・マスカーラに対するファルがあったと主張している。だが、マッツァーリ監督は別のことに関して不満を表した。前節ミラン戦でも疑惑のPK判定があったことを引き合いに出し、同監督は次のように話している。

「判定基準が2つあるというのなら、それを言えば良いじゃないか。判断の仕方が異なるんだよ。今週、私は審判についてもう話をしないと言った。そうしないと、常に自分が裁判にかけられるからだ。だが、真実は見たとおりだよ」

「ブレッシァはうまく守りを固めていた。PKで試合が変わるかもしれなかったんだ。ミランとの試合もそうだったようにね。今日の我々は3ポイントを獲得しなければならなかった。だが最後には、逆に3ポイントを失う恐れすらあったんだ」