ナポリは6日のセリエA第28節でブレッシァと対戦する。ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は、前節ミランに敵地で敗れたことによる雰囲気を鎮めようとしつつ、自信を持ってブレッシァ戦を見据えている。

「我々には12試合のファイナルがあって、そのうちの一つがうまくいかなかった。サン・シーロでの試合に出場した選手たちのプライドに賭けるよ。彼らは1年前から我々にたくさんの満足を与えてきてくれたんだ。我々のグループは常に敗北から立ち直ってきた」

FWエセキエル・ラベッシはまだ出場停止だ。マッツァーリ監督は代役について、「まず言っておきたいのは、我々がナポリらしくやれば、ポチョ(ラベッシ)がいなくても勝てるということだ。(ジュゼッペ・)マスカーラは加入したばかりだよ。今、複数の解決策を考えているところだよ。彼はその一つだ」と語った。

日程はナポリの“味方”だ。これからの6試合のうち、4試合がホームゲームだからである。マッツァーリ監督は次のように続けている。

「サン・パオロ(での試合であること)は私が考慮している要素だよ。我々はできるだけの試合に勝たなければいけない。特にホームではね。サポーターはいつもそうだったように、我々が全力以上のものを出す助けとならなければいけない」

「すべての選手たちを助けるようにお願いするよ。たとえ彼らがミスをしてもね。もしもあるとしたら、私に怒ってくれ。だが、選手たちはそっとしておいてもらいたい。特に(ワルテル・)ガルガーノのことをね。彼は我々のプレーにとって非常に有益な選手で、常にチームのために全力を尽くしてきたんだ」

また、ゴールを取り戻したいと願っているはずのFWエディンソン・カバーニについて、マッツァーリ監督は次のようにコメントしている。

「ビジャレアル戦(ヨーロッパリーグ)でフル出場していたら、サン・シーロで彼はもっと休むことになっていたかもしれないね。彼がいたら、マドリガル(ビジャレアル本拠地)ではあんな素晴らしいパフォーマンスができなかったかもしれない。あの試合に彼が先発しなかったことをまだ話すなんで無駄だよ。バランスをとる必要がある。2試合に負けたからといって、すべてを捨てなければいけないわけじゃないんだ」