26日は前アルゼンチン代表監督ディエゴ・マラドーナ氏にとって、特別な日である。娘のジャンニーナさんとその夫であるアトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロの間に生まれたベンハミンくんの2歳の誕生日だからだ。

クン(アグエロ)はすでに、大切なプレゼントをした。19日のサラゴサ戦で、5連敗中だったチームを勝利に導くゴールを決めている。ディエゴおじいちゃんからどんなプレゼントがあるのか。それは、誰にも分からない。マラドーナ氏はフィアンセのヴェロニカさんとともにマドリッドを訪れ、孫を祝う準備をしている。スペイン紙『マルカ』のインタビューに応じた同氏は、さまざまなテーマについて語った。

「これは大々的に書いてくれよ。私の孫は、実に素晴らしい。世界一愛らしいね。まだ2歳だというのに、ハイアライ(スペイン・バスクの球技)ですごいプレーをするんだ。スペクタクルだよ。彼のタッチを見るべきだね。私やクンの記録と超えていける。申し分ない子だよ」

「クンはバロンドールを受賞することができるかもしれない選手だ。しかし、(バルセロナFWリオネル・)メッシの域に達することはとても難しい。クンが(レアル・)マドリーへ? イエスだ。それは見えるね。(MFクリスティアーノ・)ロナウドのそばでプレーして、(バルセロナのDFカルレス・)プジョールと(DFジェラール・)ピケのラインを突破するところがイメージできる」

「私は20日間、マドリッドにいる。クンは見事なプロ意識を持っているように見えるね。私はこれまでに見たことがなかった。私がサッカー選手だとしても、できないだろう。彼は世界をとれることを知っていて、努力を怠らないね」

「私がボカ・ジュニオルスの会長だったら? (バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督とレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督の)2人とも連れてくるね! どちらかを選ばなければいけないというなら、まずはモウリーニョだ。彼の経験から考えてね」