ナポリは2日のセリエA第23節で、キエーヴォに敵地で0−2と敗北を喫した。首位ミランが前日の試合でラツィオと引き分けていたため、勝てばミランとの勝ち点差を2ポイントに縮めることができたナポリだが、この黒星で差は5ポイントに広がっている。

試合後、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は次のようにコメントした。

「選手たちは疲れていた。キエーヴォはフィジカルを使い、激しくプレーしてきた。その彼らを相手に、ピッチ(の状態)も我々にとって簡単じゃなかったね。我々としてはひどい試合だった。我々は6試合連続でハイレベルなゲームをやってきた。そのツケを払ったんだ。コンディションが落ちていた」

「1試合で止まってしまうのは、あり得ることだよ。だがこの敗北を、今後に向けて役立たせなければいけないんだ。謙虚さを失ってはいけない。こういう試合を、さらに成長するのに役立たせるんだよ。我々は本来の力を下回るプレーをした。3日おきに試合をしていれば、正しいメンバーを“当てる”のは簡単じゃないんだよ」

「残念だ。だが、我々は順位表のことを見ている。成長した証を示せたかもしれないが、この勝ち点3が欲しいという意欲が、逆に軽さにつながってしまうこともある」