インテルはクラブの公式サイト上で、ジェノアからMFフシン・カルジャを獲得したことを発表した。インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)は、FWジャンパオロ・パッツィーニの入団会見で、今冬のマーケットは終了したと宣言。インテルは6月に向け、フェイエノールトFWルク・カスタイニョスを確保している。

これを受け、サンダーランドはインテルMFサリー・ムンタリの獲得を正式発表した。シーズン終了までのレンタル移籍で、サンダーランドのスティーブ・ブルース監督は「サリーの獲得は良いことだ。たとえ数カ月であっても、彼のようなクオリティーを持つ選手を獲得できる機会があれば、それを生かす必要がある」と話している。

一方、ユヴェントスFWアマウリのジェノア移籍は遠のいた様子。だがいずれにしても、同選手はトリノを離れることになりそうだ。現時点ではサラゴサ、フラムが移籍先の候補と見られている。ユヴェントスはFWヴィンチェンツォ・イアクインタが再び負傷。ひざの膝蓋腱を痛めており、詳細についてはまだ明らかになっていないが、クラブが再び補強に動く理由とは言えるだろう。候補として取りざたされているのは、カリアリFWアレッサンドロ・マトリだ。

なお、カターニアのピエトロ・ロ・モナコ代表取締役は、FWマキシ・ロペスの去就について、「彼は確かにビッグクラブにふさわしい選手だが、ユヴェントスから獲得は求められていない」とコメント。「空中戦も抜きん出ていれば、彼は(ガブリエル・)バティストゥータになれただろう。まだ若いし、素晴らしいプロフェッショナルだ。意欲もあり、来シーズンはビッグクラブでプレーすると思うよ」と話している。

また、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長はイタリア『スカイ』に対し、FWマウロ・サラテの去就について、「彼に対するリクエストは知らないし、ラツィオは売りに出していないはずだ。だが、メディアは(エディ・)レヤ監督と彼の関係が破たんしていると決めつけており、そうすると強欲な人間が出てくるんだよ」と売却を否定した。

なお、チェゼーナはゼニト・サンクトペテルブルクからMFアレッサンドロ・ロジーナを正式に獲得した。同選手はすでに新チームでの初練習に参加している。また、ナポリはウディネーゼMFギョクハン・インレルの来季の獲得を確実なものとしたようだ。ウディネーゼとは1300万ユーロ(約14億5000万円)の移籍金での6月獲得で合意に至った模様。インレルにはヴォルフスブルクからより好条件のオファーがあったが、本人はナポリを選んだようだ。