6日のセリエA第15節でパレルモをホームに迎えたナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督にとって、これ以上の終わり方はなかっただろう。ナポリは95分、MFクリスティアン・マッジョのゴールで1−0と勝利し、今シーズンを占ううえで大きな勝ち点3を獲得したのだ。

マッツァーリ監督は試合後、イタリア『スカイ』のインタビューで、次のように喜びを表している。

「もしも勝っていなかったら、本当に残念に思うところだった。プレーぶりを考えれば、ナポリは圧倒的に勝利にふさわしかったんだ。我々はパレルモに何も許さなかった。5ゴールを決めていてもおかしくなかったよ。我々は90分間を通じてずっと試合を支配していた」

パレルモが良くなかったのではないかとの意見に対し、マッツァーリ監督は次のように反論した。

「むしろ、ナポリが素晴らしかったと言いたいね。我々はパーフェクトだった。そう言えるよ。我々はあらゆることをトライした。ただ、パレルモがうまく守ったんだ。欠点を見つけるのは難しいんだよ」

「今は順位のことは気にしていない。でも、チームがこういうパフォーマンスをしてくれるのはうれしいね」

一方、パレルモDFフェデリコ・バルザレッティは、いつもよりパフォーマンスが優れなかったことを認めつつも、この敗北で大騒ぎする必要はないと主張している。

「一つの試合で負けることはあり得るよ。ナポリは僕らよりも良いプレーをした。最後の最後で敗れたのは残念だけど、ナポリは勝利に値したからね。(デリオ・)ロッシ監督がコメントしなかったこと? 結果を悔しく思っているのさ」

「ただ、僕らは自分たちが正しい道にいると知っている。ヨーロッパカップ戦出場権獲得という目標に向けて働いていくよ」