中国では、賭博・八百長試合などの疑いで、サッカー協会の謝亜龍元副主席、蔚少輝元国家チーム監督ら同協会の幹部7人が取り調べを受けるなど、サッカー界の腐敗が明らかになりつつある。国際サッカー連盟(FIFA)関係者も痛烈な批判を続けており、中国が目指す2026年のワールドカップ(W杯)開催を危ぶむ声が出はじめた。チャイナネットが報じた。

 FIFAはこれまで、公式の場での中国批判は行っていないが、関係者が「中国政府はサッカー界を正常化しようと考えているようだが、問題のひどさはさらに暴露されつつある」との発言や、信頼性や民意の支持がないとして、中国が検討する2026年のW杯招致も「支持できない。今は、そんな時ではない」との意見が伝え聞かれるようになったという。(編集担当:如月隼人)



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