11日深夜、TBS「S1」では、10月に迫ったドラフトの目玉になるであろう早稲田大学・斎藤佑樹のインタビューを放送した。

ここ1年半、六大学野球のリーグ戦で優勝から遠ざかっている斎藤。「焦りは多少あります。優勝したいと思うよりも、自分のプレースタイルを貫くことが大事だと思います」と語るも、「3年生の時は、スピードを求めてしまったので、ちょっと足踏みしてしまった」と明かす。

また、昨年のプロアマ交流戦では、スピードを気にするあまり、1回1失点という不本意な成績に終わり、「プロで活躍できるかどうか。そういう声が多かった。しようがないとは思いました」と振り返るのだった。

しかし、今夏の世界大学選手権では、全日本代表の優勝こそならなかったが、目指すべきピッチングの感触を得たようで、「スピードは全然出ていなかったんですけど、真っ直ぐで三振が取れた。やっぱりスピードじゃない。コントロールかなと思いました。変えようとしたのは、よりバッターの近くに投げる意識で。ボール一個分くらい」と語る斎藤であった。