従業員の飛び降り自殺で話題となった富士康科学技術集団は8月14日、河南省鄭州市の人材マーケットに多くのブースを設け、一般向けに従業員募集を行ったところ、1キロメートルにわたっての求職者の列ができた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

写真拡大

 従業員の飛び降り自殺で話題となった富士康(フォックスコン)科学技術集団は8月14日、河南省鄭州市の人材マーケットに多くのブースを設け、一般向けに従業員募集を行ったところ、1キロメートルにわたっての求職者の列ができた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 ■富士康の面接会場:異常な人気と混雑ぶり

 河南省人材マーケットに14日朝8時ごろ、1キロにわたって列ができた。列に並ぶ多くの人が富士康の面接を受けに来た人で、10時頃まで、この列は長くなるばかりで、短くなることはなかった。

 河南省人材マーケットのスタッフによると、このような現象は春の就職説明会を除いて初めてだという。多くの求職者が訪れたため、河南省人材マーケットは8時30分に30分早くドアを開けると、多くの人が富士康のブースに向かって走った。

 富士康科学技術グループはこの日、河南省人材マーケットに8つのブースを設け、総合保税区携帯電話生産プロジェクトの管理スタッフと技術スタッフを募集した。(編集担当:米原裕子)



■最新記事
従業員の飛び降り自殺で話題となった富士康科学技術集団は8月14日、河南省鄭州市の人材マーケットに多くのブースを設け、一般向けに従業員募集を行ったところ、1キロメートルにわたっての求職者の列ができた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
iPhone生産工場で今年10件目の飛び降り、5月だけで4件目
中国・深センOEM工場でまた従業員飛び降り、今年9件目の「異常事態」
富士康:長虹集団などと共同で成都に液晶パネル工場建設か
中国は「量」の拡大から「質」の向上へ=奥山要一郎
ホンダの中国ストライキ:トヨタ生産方式が生んだ矛盾とは?