ミランの下部組織で育ち、今は共同保有という形でパルマに加わっているFWアルベルト・パロスキは、20歳になった今、負傷に悩まされている。ミランでセリエAデビューを飾った際には、交代出場から18秒でゴールを奪うという離れ業を見せた彼が、インタビューに応じてくれた。

――あなたは内気な性格だと聞きますが、誰と外に出かけるのでしょう?

「両親とモルディブに行ったよ。ちょっとしたブレイクが必要だったんだ。父さんも母さんも、少しピッチから距離を置いて、もっと成熟するよう言ってきた。若手は落ち着かなければいけないときがあるね」

――身長がケガの要因になっているというのは事実でしょうか?

「そうだと思うね。僕は1年で5センチメートル成長したんだ。今は183センチメートルだね。背が伸びたことで、筋肉系に問題が生じている。それに歯を抜いたことも影響した。どうしようもなかったってことだね。4月末にはプレーするつもりだよ」

――友人の(インテルFW)マリオ・バロテッリが、大変な時期を過ごしているようですが…。

「彼とは電話で話をしたよ。マリオはこういった状況にふさわしい選手じゃない。周りの人たちが反対のことを考えてくれるといいね。彼はいいヤツだし、強い。もちろん、過ちは犯してしまった。でも、それをしない人なんていないよ。大事なことは、それを理解して、繰り返さないことなんだ」