18日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフのセカンドレグで、アイルランド代表は不運な判定から本大会出場権を逃している。フランス代表FWティエリ・アンリが手で触ったボールがDFウィリアム・ギャラスの決勝点につながり、アイルランド代表は敗退。良い内容の試合をしていただけに、納得のいかない終わり方となってしまった。

インテルを率いるジョゼ・モウリーニョ監督も、こういった事態は想定できなかっただろう。同監督はこの試合のあと、アイルランド代表を率いるイタリア人指揮官ジョヴァンニ・トラパットーニ監督とコンタクトを取っていたと明かした。

モウリーニョ監督は、「トラパットーニは友人の一人だから、試合後に電話をしたよ。難しい状況だから、彼に話をしたかったんだ。3、4つの言葉をかけたよ。あとは見守るしかないだろう。この試合についての私の考えは、自分の中にしまっておく」とコメント。不運に泣かされた名将を励ましていたことを公にしている。