イタリアとイングランドの間で、また一つの愛の炎が燃え上がるかもしれない。アーセナルとインテルMFパトリック・ヴィエラのことだ。

ヴィエラは先日、母国フランスの『レキップ』に対し、「出場機会が増えなければ、1月にインテルを去る」といった発言をしている。同選手はフランス代表に招集されておらず、来年のワールドカップ出場を逃さないために、コンスタントな出場機会を求めているのだ。

そして英『デイリー・ミラー』『ニュース・オブ・ザ・ワールド』の両紙は、ヴィエラがそのフランス代表のユニフォームをつかみ取るために、イングランド・プレミアリーグへ復帰すると報じている。

今シーズン開幕前の夏には、ヴィエラの古巣アーセナルと、そのアーセナルの最大のライバルであるトッテナムが、ヴィエラの獲得に関心を示していた。ヴィエラはその後、インテルで勝負することを決断したのだが、ジョゼ・モウリーニョ監督はここまで、ヴィエラが期待していたほどには彼を起用していない。

ヴィエラは「(インテルに)残留したことは後悔していない。モウリーニョと話をして、正しい選択をしたんだ。ただ今は、状況がより複雑になっていると思う」と話しているが…。