9月29日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第2節で、ルビン・カザンと引き分けたインテル。マッシモ・モラッティ会長はこの一戦について、1−1のドローという結果に満足していると語った。一方で、FWマリオ・バロテッリの退場が大きな影響を与えたのは事実で、何かしらの対応がとられる可能性もあるようだ。

「昨日の試合はかなり悪いスタートだった。だがそれからは、我々がプレーの主導権を握ったよ。バロテッリのことがなかったら、良い形で試合が進んだはずだ。あれが我々の損害になったことは間違いない」

「(バロテッリについては)やるべき必要のあることすべてを見ていこう。カップ戦では以前にも我々にあったことだ。たとえばマテラッツィなど、非常に成熟した選手たちの退場があった。ヨーロッパの試合では、審判が一つのファウルを見ていないことだってある。だからこそ、我々は最大限の注意を払って戦わなければいけないんだ」

当のバロテッリは自らのオフィシャルサイト上で、「残念ながら、オレは2つの軽率なミスを犯してしまった。それは高い代償となり、試合で見せたすべての頑張りを消し去ってしまった。プロとして全力を尽くし続けながら、良い形でやり直したい」と、インテルのサポーターに謝罪の意を表している。