インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第2節のルビン・カザン戦を前に記者会見を行なった。「ルビン・カザンは戦術面に優れたチームで、組織力も高い。個人の力もあるし、スピードを武器にしている」。またモウリーニョ監督はインテルがチャンピオンズ・リーグで勝てないことについてもコメントした。「インテルが50年もチャンピオンズ・リーグで優勝できないのは、わたしの責任ではない。わたしがインテルの歴史に関わっているのは、ここ数年だ。この5シーズンでわたしは1度優勝し、3度の準決勝進出、1度のベスト8進出を果たした。わたしの責任があるとすれば、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグで優勝できなかったことだけだ」。

ルビン・カザンとのチャンピオンズ・リーグの試合を前に、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は落ち着いた様子で記者会見に応じた。

「もしインテルがルビン・カザンとの試合で、バルセロナ戦(グループステージ第1節)やマンチェスター・ユナイテッド戦(昨シーズンの決勝トーナメント1回戦)のようなプレーができれば、勝つのはわれわれだ」

ポルトガル人監督は対戦相手であるルビン・カザンの印象を語った。

「ルビン・カザンは戦術面に優れたチームで、組織力も高い。個人の力もあるし、スピードを武器にしている。ディナモ・キエフに負けている(1−3)が、75分までは素晴らしい試合をしていた。D・キエフ戦から何かを変えてくるのかは分からないが、彼らは最近のロシアリーグで1分け1敗と調子が上がっていないから、インテル戦にはより集中して臨んでくるはずだ。彼らとすればチャンピオンズ・リーグの最初のホームゲームだから、モチベーションに溢れているだろう」

モウリーニョ監督は、続けて目標を述べている。

「われわれの目標は、次のバルセロナとの試合(11月24日/グループステージの第5節)までにグループステージ突破を決めることだ」

またインテルがおよそ50年間もチャンピオンズ・リーグ優勝から離れていることについてもコメントした(インテルが最後にビッグイヤーを獲得したのは1964−1965シーズン)。

「インテルが50年もチャンピオンズ・リーグで優勝できないのは、わたしの責任ではない。わたしがインテルの歴史にかかわっているのは、ここ数年だ。この5シーズンでわたしは1度優勝し、3度の準決勝進出、1度のベスト8進出を果たした。わたしの責任があるとすれば、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグで優勝できなかったことだけだ。しかしこの15年、インテルは本当にチャンピオンズ・リーグではいい結果を残せていない」

モウリーニョ監督は、かつて舌戦を繰り広げたサンプドリアのスポーツ・ディレクターのジュゼッペ・マロッタと、元レッチェ、元レッドスター・ベオグラード監督のズデネク・ゼーマンに関する質問を受けると、次のように切り替えした。

「マロッタなんて知らないし、ゼーマンも知らない」