インテルのMFヴェスレイ・スナイデルが故障から回復せず、9月29日に開催されるチャンピオンズ・リーグ、グループステージ第2節のルビン・カザン戦(アウェー)を欠場する。またスナイデルの他にも、MFチアゴ・モッタ、FWダビド・スアソが招集メンバーから外れた。

26日のサンプドリア戦後、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督が、スナイデルがルビン・カザン戦でプレーする確率を10パーセントと話していたが、実際にスナイデルはロシアへの遠征メンバーに入らなかった。スナイデルはモッタとスアソとともにミラノに残る。

スナイデル、モッタがメンバーに入らなかったことで、インテルの中盤はデヤン・スタンコビッチを頂点に、ハビエル・サネッティ、エステバン・カンビアッソ、スレイ・ムンタリ(orパトリック・ヴィエラ)で3センターを組むひし形になりそうだ。

しかしインテルには別のオプションもある。サンプドリア戦で披露した4−3−3だ。マリオ・バロテッリをディエゴ・ミリートとサミュエル・エトーを併用する3トップは、そのサンプドリア戦で機能した。バロテッリが交代させられた時は、誰もが不思議に思ったことだろう。

ルビン・カザン戦の招集メンバーは以下のとおり。

◆GK
1:フランチェスコ・トルド
12:ジュリオ・セーザル
21:パオロ・オルランドーニ

◆DF
2:イバン・コルドバ
4:ハビエル・サネッティ
6:ルッシオ
13:マイコン
25:ワルテル・サムエル
26:クリスティアン・キブ
39:ダビデ・サントン

◆MF
5:デヤン・スタンコビッチ
7:リカルド・クアレスマ
11:スレイ・ムンタリ
14:パトリック・ヴィエラ
15:レネ・クルヒン
19:エステバン・カンビアッソ
30:マンシーニ

◆FW
9:サミュエル・エトー
22:ディエゴ・ミリート
45:マリオ・バロテッリ