レアル・マドリーのブトラゲーニョ理事が、中国市場での人気拡大を狙ってラ・リーガの試合開始時間を早めるように望んでいると話した。

レアル・マドリーとバルセロナの試合はたいていがスペイン時間午後10時(北京時間は翌午前4時)のキックオフになっているが、開始時間を早めることはプロサッカー協会にとっての最優先事項とすべきだとブトラゲーニョ理事は主張する。クリスティアーノ・ロナウドやカカの入団で、マドリーやライバルチームがアジアでの存在感を大きくするための絶好のチャンスだというのだ。

「我々、スペインリーグは中国でテレビを見るのにふさわしい時間に試合をやることが、国内リーグとスペインのクラブの知名度拡大に役立つと信じている」

中国は国内リーグが貧弱なことから、ラ・リーガやプレミアリーグのファンが多い。プレミアリーグは早いものでは午後0時45分(北京時間午後7時45分)のキックオフの試合もあり、それが視聴率や人気獲得に貢献していると見られる。