◆石丸幹二
私が蜷川さんや皆さんとご一緒させていただくのは初めてになります。皆さんからどのようなお力をいただけるのか、自分がどのような力を発揮できるのか、今からとても楽しみです。9時間ですから体力勝負だと思います。これからいっぱい食べて、本番に向かって努力していけるように頑張りたいと思います。

◆池内博之
Bunkamura20周年という記念すべき舞台に今回参加させていただけて、本当にうれしく思っています。僕はこの台本をみたときに、具合が悪くなりました。内容も非常に難しくて、辞書を引いていろいろと調べるんですが、辞書を引いても、引いた言葉がまたさらに難しいという。情熱を持ってこの作品に取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

◆別所哲也
今回初めて蜷川さんの舞台に出演せせていただくので、非常に光栄に思っているのと同時に、緊張しています。皆さんと同様に、この舞台の長さに圧倒されています。映像の世界では共演させていただいた方が何人かいらっしゃいますが、舞台では初めてご一緒する方が多いので、ワクワクしています。普段、ミュージカルに出演する機会が多く、歌い出したり、踊り出したりという作品がほとんどなのですが、今回はロシア革命期の(最中)揺れ動く人間たちの心の襞(ひだ)をどのように演じたらいいのだろうかと考えています。先ほど蜷川さんが「この作品は俳優にかかっている」とおっしゃっていたので、非常に緊張しているのですが、この緊張感を役者としての自分自身の大きな変化につなげていきたいと思っています。

◆長谷川博己
このような豪華なキャストと共に、大作に出演できてうれしく思っています。同時に感謝もしています。先輩俳優の方々の胸を貸していただいて、ぞんぶんに頑張りたいと思います。

◆紺野まひる
今まではBunkamuraの客席から舞台を観る立場でしたが、今回Bunkamuraの舞台に初めて立ちます。蜷川さんをはじめ、舞台で皆さんと共演するのは初めてですので、うれしいのと同時に、ドキドキ感があります。自分がどのような表現ができるのか楽しみにしています。皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します。

◆京野ことみ
久しぶりに蜷川さんとご一緒させていただくのですが、それが今何よりもうれしいです。蜷川さんや、これほど素晴らしい方々と一緒に、これほどの大作、作品に関われることが出来てとても興奮しています。同時に恐怖感もあります。この作品の中でどう生きるか、劇場の中でどう存在するか探りながら、観客の皆さんと共に楽しめる舞台をつくれたら、と思っています。

◆美波
ロシアというとても遠い国、そして革命というあまり馴染みの無い、ピンとこないお話ですが、その中でも人は動いています。思想家という膨大なことを考えているけれども、根本は一体なんなのだろうという、一概に1つと言えない台本です。まだまだ取り組む時間はあるようで、無いような感じですが、ロシアの風をシビアに吹くことができたら、と思います。

◆高橋真唯
今回、このようなすてきな大先輩のキャストの皆様と、20周年記念の舞台に立てるということで、この場に立っていることも夢のようで、とてもワクワクしています。この胸の高鳴りが、稽古が始まって実際に舞台に立つ時にどうなっているのか、それを楽しみに、自分に出来ることの精一杯を尽くして頑張りたいと思います。

◆栗山千明
正直難しくて、稽古が始まるまでに、不安をどれだけ取り除けるかと、台本と戦っています。蜷川さんとは今回が2回目の舞台になります。まだまだ経験不足ではありますが、楽しんで、皆さんの足を引っ張らないようにやり遂げたいと思います。

◆大森博史
久々に蜷川さんとご一緒させていただくので、とても楽しみです。今回初めてご一緒する方々がとても多いので、稽古場が本当に楽しみです。台本がとても魅力的に思いましたので、この作品に参加できてうれしいです。

◆松尾敏伸
素晴らしい俳優さんと一緒に仕事が出来て、大変うれしく思います。皆さんに負けないように一生懸命頑張りたいと思います。よろしく御願い致します。

◆大石継太
観る側として9時間の芝居は、客として長いとか時間のことをあまり感じず、感動したのを覚えています。いざ自分が今回、9時間の芝居に出演するとなると「やはり長いかな」と感じます。役者として、なかなかこのような大作に出会えることはないと思いますし、同世代の人たちと一緒に9時間の芝居をつくっていくのはとても楽しみです。ひとつ仲良く、お願い致します。

◆横田栄司
今、高揚感とワクワク感が1割くらい、恐怖感が9割くらいありますが、この舞台上に一緒にいるメンバーと稽古を通して、それを逆転出来たらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。

◆麻実れい
壮大な歴史的ドラマに参加させていただけると思うだけで、私も実はクラクラしています。蜷川さん演出の下で、私も恐れずに船出したいと思います。もう何年も前になりますが、やはりシアターコクーンという素晴らしい空間でギリシア劇「グリークス」に参加させていただきました。これも8時間という超大作でした。その時に、もちろん大変でしたが、稽古も楽しかったですし、お客様からいただく感動の空気というか心を、今でも忘れることが出来ません。また、この「コースト・オブ・ユートピア」で同じようにお客様から感動の気持ちを与えていただければ、と思います。

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「コースト・オブ・ユートピア−ユートピアの岸へ」 - 公式サイト
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