システムを手軽に高速化できる「ReadyBoost」
ReadyBoostは、USBメモリーなどの外部ストレージを使ってOSが利用できるメモリーを増やし、パフォーマンスを向上させる機能だ。システムを手軽に高速化できるので、Windows Vistaのユーザーの中には既にお世話になっている人も多いだろう。

そんなReadyBoostは、次世代OSのWindows 7にもシッカリと継承されているが、よりパワーアップしている。なんと、Windows 7のReadyBoostは複数の外部ストレージに対応したのだ。

■USBメモリーなら手軽に高速化できる
ReadyBoostの最大の魅力は、メモリーモジュールの上限が決まっていて増設できないノートPCなどでも、手軽に導入できる点だ。ReadyBoostに対応したUSBメモリーを購入してUSB端子に挿すだけで良い。

そんなUSBメモリーは、価格の下落が激しい。メーカーやディスク容量を問わなければ、数百円で購入できる。USBメモリーなら安価に手軽にシステムを高速化できるわけだ。

ReadyBoostの設定は簡単だ。ReadyBoost対応のUSBメモリーをパソコンに挿すと、自動再生の画面が表示されるので、「システムの高速化」を選択しよう。プロパティの画面が表示されたら「ReadyBoost」タブの「このデバイスをReadyBoost専用にする」または「このデバイスを使用する」を選択すればよい。

たったこれだけの設定で、Windows 7が見違えるように快適になるのだから「ReadyBoost」は有り難い。
ReadyBoost対応のUSBメモリーが余っている人は、それらをUSBポートに接続することで、Windows 7をより軽快に使うことができるわけだ。


参考:
マイクロソフトのEngineering Windows 7 ブログ
Windows 7 ホームページ

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