【飛鳥 銘の鑑定日記】”わたしらしく輝く”人は危なっかしい

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こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。

以前にも紹介しましたが、私は女性のお客様にはよく「あなたらしく輝くことが大事ですよ」と励まします。
正直、何を言っているやら自分でもさっぱりわかりませんが、お客様の多くは喜ばれます。今日は輝く女性というお題で書かせていただきます。



女性誌や女性向けキャッチコピーでも定番になっている「わたしらしく輝く」ですが、占い師としてこの言葉を見たときにはちょっと危なっかしいのです。

地方の自治体で「イキイキ○○町」とか「輝く○○市」とかいうスローガンを書いた垂れ幕が役場にかかっているのは、たいがい過疎に悩むマチです。

東京の各区・各市がそんなスローガンを掲げている例は見たことがありません。

女性の場合、自分が輝いているかどうか、自分らしいかどうかを気にし出すのは25歳前後が一番多いです。

22、3歳までは、社会人デビューして間もないので見るモノ全てが新鮮ですし、おおむね男性からチヤホヤされているので、自分が輝いているかどうかはあまり気にしません。

そうした状況が一段落する25歳前後になると、たとえば恋愛と留学の夢のはざまで悩んでいるといった相談が増えてきます。

当の本人はカレと離ればなれになって留学して、帰ってきても元通りになるか、それとも留学先で新しい恋が見つかるかということなのですが、私の率直な感想は「そこまでして自分らしく輝かないとダメですか??」となります。

もちろん、留学の夢が捨てがたいのなら、それもよいと思いますが、夢を実現したいのではなく、「夢を追っている自分が好き」(=私らしく輝いている)という女性の方が圧倒的に多いのです。

そうした女性は、夢を追うのに飽きてしまった三十代半ばから、何もなくなって、必死で婚活をするということにもなります。
スタートの遅い婚活はいろいろと大変ですし、今の婚活ブームもそのうち反動が来ると思います。

人は、人生のどの時点でも、心から打ち込めることがあれば皆輝いています。自分らしく輝いているかどうかにいちいちこだわらなくなったら、自然と物事はうまくいくことが多いです。

望むもの全てが手に入るわけではありませんが、「その人にとって必要なだけ」を得ることができるでしょう。

(追記)
留学がムダとは言いませんが、世界的に名の知れた大学への留学以外は、社会で特に何かの役に立つわけではなく、留学していなければ仕事ができないわけではありません。ただ履歴書に留学経験が書いてあれば、その履歴書は他人のよりは少し「輝いて」見えると思います。

(編集部 鑑定士 飛鳥 銘)

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