遺体

物が間違って配達されるなんてことは別に珍しいことではありません。

住所の登録しそこないや、積載時のミスにより、思ってもいない商品が届いたりすることもあります。

しかしながら間違ってきた品物が死体だったと言う、冗談のような本当の話が起こりました。

アメリカのフィラデルフィアのペットショップでは、熱帯魚が届くのを待っていました。

もともと従業員が空港に受けとりに行ったのですが、身分証明を持っていなかったためにそのときは受け取ることができず、二度目にようやくデリケートな熱帯魚の入った荷物を受けとることができたのです。

ところがペットショップに戻って積み出し荷物をあけてみると、そこには熱帯魚はおらず、65歳の男性の遺体が入っていました。

この男性は後にカリフォルニアでアルツハイマーによって亡くなったジョン・ケノヤーさんだと判明したのですが、アルツハイマーの研究のためにと、ジョンさんの妻エレンさんが遺体を提供していたのでした。

ところが荷物の積み出しのミスにより、なぜかその遺体がペットショップへと持ち帰られてしまったのです。

その後、連絡を受けたエレンさんは「ショックを受けたけれども、夫はよくいたずらするタイプだったから、最後のジョークだったのでは」とコメントしています。

どうして間違ったかについてはいまだに調査中だそうで、とりあえずジョンさんの遺体は研究所に送られたようです。

開封したペットショップの人にとっては、どんなホラー映画よりも恐ろしかったことでしょう。

ジョークにしてはきつ過ぎです…。

Body Mistakenly Delivered To Philly Pet Shop - cbs3.comより

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