俳優の瀬戸康史。甘いマスクのルックスからか、乙女チックな男子「オトメン（乙男）」と評されていた以前。今、彼に接することが出来たファンからは「実は男らしいんですネ」の声が上がっているとか。<br>（会場：東京・渋谷区、撮影：野原誠治）
　特撮ヒーロードラマ「仮面ライダーキバ」の主人公役を務める俳優の瀬戸康史（20）は、放送が始まったばかりの１月、乙女チックな男子「オトメン（乙男）」と評されていた。しかし、その彼も「仮面ライダーキバ」の仕事を軸にしながら、音楽活動でも多くのファンを獲得。新たな道すじをつけた。約１年を経過した今は、以前のイメージが遠のく“男っぽさ”を感じさせている。

■[画像集]瀬戸康史率いるロックバンドが初のアコースティックライブ

　新たなヒーロー像を作った役者の瀬戸は19日、東京・渋谷の音楽ショップ「ＨＭＶ」で開催された音楽ライブに登場。「仮面ライダーキバ」のために結成されたロックバンドTETRA-FANG（テトラファング）のボーカル・Kojiとして楽曲を披露した。当ショップでCDを購入した先着150名のファンが招待されたイベントで、手を伸ばせば届くような至近距離のステージ。開演を待ちきれないファンから掛け声が発生するなど、会場のボルテージが上がっていた。

　トークショーでは、バンドとしてのデビュー曲「Destiny's Play」のプロモーション映像で、瀬戸が上半身ヌードになったエピソードが話題になった。「ロックな曲に出会って、気分がのせられた。最初からハッチャけることができた」と過去の撮影シーンを満足そうに振り返ると、会場の女性ファンから「今日も脱いじゃって！」のリクエストが飛んできて、会場に大きな笑いが起こった。

　イベントの終盤、ファンに向けて挨拶「（以前のライブでは）緊張で下を向くことが多かった。今日はみんなの顔をできるだけ見て話します！」と女性ファンのハートをくすぐるメッセージ。ステージ下とのやり取りをスマートにこなす余裕を見せていた瀬戸。今度は大きな会場で25日、東京フォーラム・Aホールで開催されるライブの成功を目指す。（5000人分のチケットは即日完売）


■関連情報
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■商品情報
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■仮面ライダーキバ 限定バンド／TETRA-FANG（テトラファング）
TETRA-FANG（テトラファング）は、仮面ライダーキバの音楽世界を築き上げる4つのキバを意味している。オープニングテーマ「Break the Chain」の作曲を始め、前作「仮面ライダー電王」の楽曲も担当したkeyboard&Programの鳴瀬シュウヘイ（Shuhei）と、仮面ライダーキバ主人公の瀬戸康史（Koji)を中心に結成された仮面ライダーキバの限定バンド。メンバーは、keyboard&Program：Shuhei、Bass:toshiyanof3rd、Vocal:Koji、Guitare:Ayanoの計4名。結成から1年を通して、シングル3枚、ミニアルバム1枚、フルアルバム1枚をリリースしている。

■主人公　“紅渡（くれない わたる）”役の瀬戸康史（せと こうじ）
・生年月日／1988年5月18日
・出身地／福岡県
・身長／174cm
・血液型／A型

『第2回D-BOYSオーディション』で準グランプリを受賞。
ミュージカル『テニスの王子様』で菊丸英二役に抜擢され、その後も『テニスの王子様 Absolute King立海 feat.六角 〜First Service』に出演。

テレビ東京系『おはスタ』に木曜レギュラーとして出演、2008年1月から放送が開始されたテレビ朝日系『仮面ライダーキバ』に出演し主演の仮面ライダーキバ／紅渡役を演じている。また、8月にはドラマ『恋空』で主演を務めた。これまでに、ドラマ『ハッピィ★ボーイズ』イメージソングコレクション1瀬川恭一やミュージカル『テニスの王子様』で菊丸英二役にてキャラクターソングをリリースしている。