8月12日に18歳の誕生日を迎え、念願だったイタリアの市民権を獲得したインテルFWマリオ・バロテッリ。5日のギリシャ戦にU−21イタリア代表として初招集されたバロテッリが4日、記者会見に臨んだ。

 ガーナ移民の子としてパレルモで生まれたバロテッリは「僕はイタリア人であり、またイタリア人だと強く感じている。これからもイタリア代表としてプレーしていくつもりだ。2年前にガーナ代表から招集されたこともあったが、ガーナ代表としてプレーすることを考えたことは今まで1度もない。試合への準備はできている。先発出場することになれば、チームのためにベストを尽くしたい。また、今回出番がなくても一サポーターとしてベンチからチームを応援するつもりだ」と初招集の喜びを語った。

 インテルでサイドアタッカーとしてプレーする機会の多いバロテッリだが、やはり本来のセンターフォワード起用を望んでいることも明かしている。最後に「今は代表の練習着に袖を通しただけだが、本番で代表ユニフォームに袖を通したときに、改めて思いを語ることにするよ」と締めくくった。