前半戦最終戦を10勝で飾ったレッドソックスの松坂大輔投手に対して、ロードアイランド州の地元紙「プロビデンス・ジャーナル」紙の電子版は、14日、「球数が多すぎる」と辛口評価を下した。
 「前半戦を10勝1敗、防御率2・65、素晴らしい。ここ4試合でわずか1失点。ご立派。でも、レ軍は松坂が最近4試合で6回持たずに降板したのが2回もある」と、長いイニングを投げていないことを批判しているもの。
  「無失点も結構だが、松坂が投げるとブルペンに負担が掛かることは、後半戦、重要視しなければならない」と続き、「昨日の試合でも、18個のアウトをとるのに、馬鹿げた115球もの球数を要した」と痛烈だ。
 同記事は、「球団は、ポストシーズンの第2試合は、松坂ではなく、レスターの方がいいと思い始めている」とまで伝えている。「松坂が、表ローテを担うためには、もっと効果的な投球を学ばなければならない」と、厳しい表現で締めくくられている。