「無敵であった頃のバルセロナは、輝いていた。俺が決してそのことを忘れないようにサポーターも忘れないでいてほしい」。バルセロナのMFロナウジーニョ(28)がまるで、バルセロナサポーターに別れを告げるかのように語り始めた。

母国ブラジルのテレビ番組“Rete Globo”のインタビューに応じたロナウジーニョは「今はとにかく1日も早くピッチに立ちたいんだ。どこでプレーするかは重要ではない。プレーを再開して、かつての自分を取り戻したい。バルセロナの人々は、俺を非常に愛してくれていた。でも、色々なデマがながれたりして、気が付けば敵ができてしまっていた…。しかし、サポーターは今も俺のパフォーマンスとプロフェッショナルを認めてくれていると信じている」と胸中を明かした。

バルセロナの新監督に就任が決まったジョゼップ・グアルディオラが「バルセロナはロナウジーニョ抜きで来季の構想を立てている」と発言したこともあり、ロナウジーニョの去就が注目されている。