ソニーマーケティングは、NTTのBフレッツユーザー向け動画配信サービス「branco(ブランコ)」を3月31日より開始する。視聴は無料。
「デスクトップに貼るテレビ」をテーマにする同サービスは、PCのモニタにフルスクリーンで表示することも、ガジェット風にデスクトップサイドに表示することも出来る。
ドラマ、アニメ、音楽など6つのチャンネルが用意されている。

「branco」の視聴には、専用ソフト「branco player」のインストールが必要だ。対応OSはWindowsXP/Vistaとなっているが、MacユーザーでもIntelMacであればWindows環境が用意できるので視聴は可能だ。

「branco」はテレビ感覚で動画コンテンツが楽しめる、インターネットを通じたIPテレビサービス。ビデオ・オン・デマンド型ではなく、24 時間、365 日、無料で番組配信するIP テレビサービスは、国内初となる。

PCならではのSNS的機能とレコメンデーション機能を搭載しており、ユーザーの番組視聴傾向などから、類似した他の番組を推薦する機能を備えるほか、視聴中はチャット機能を使って他のユーザーと番組の感想を語り合うことも可能となっている。

今から10年近く前、マイクロソフトが提唱した、アクティブデスクトップとプッシュ技術は、21世紀のファースト・ディケイドにおいて、Windows Vistaとともに理想型ともいう形で実現したともいえる。

番組表の詳細は、3月25日に発表されるとのことで、現在のところ未定であるが、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、音楽など6つのチャンネルが用意されている。

なお、テレビと来れば録画が不可欠である。
YOU TUBEなどの動画をキャプチャ録画するソフトはあるが、今後、ソフトウェアベンダーには、「branco player」対応の録画ソフトの開発に期待したい。