第2GKアルベル・ジョルケラの負傷離脱でバルセロナにはGKからの問い合わせが殺到しているという。右膝前十字靭帯に加え、外側半月板の損傷も確認されたジョルケラは全治6か月となり、今シーズンは絶望。後半戦に突入するリーガ、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯を戦って行く上で、カンテラのオイエル・オラサバルではまだ心もとなく、この冬の移籍マーケットでのGKの補強はバルサにとって急務だ。

 ここ数日、ウンスエGKコーチとチキTDの携帯電話はバルサのGKに興味を持つ代理人からの電話で鳴りっぱなし。実に20名以上のGKの代理人から売り込みがきているという。

 直近の売り込みはアーセナルのレーマンからのものだったが、この他にもウスタリ、ベスターベルド、ピント、カバジェーロ、アセンホ…などスペイン、イングランド、イタリア、アルゼンチンなど各国のリーグから問い合わせが入っている。

 今後は、才能、経験、ビクトル・バルデスの控えGKというポジションを受け入れてくれるGKをベースに、ウンスエGKコーチとチキTDがセレクトをかけていくことになるが、来シーズンにはジョルケラが復帰することを考慮し、バルサの理想としては今シーズンいっぱいのレンタル移籍という形だろう。バルサが獲得するGKは果たして誰に?

(スペイン通信)