爆笑問題の田中裕二(左)と太田光=東京・渋谷区の紀伊國屋サザンシアターで

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 人気お笑いコンビ「爆笑問題」が20日、東京・渋谷区の紀伊國屋サザンシアターで、DVD「爆笑問題×東大 東大の教養」(販売元:ビクターエンタテインメント株式会社)の発売を記念し、トークイベントを行った。

 2006年5月27日にNHK総合で放送された番組をDVD化。爆笑問題の2人が、東京大学駒場校舎で「教養」をテーマに学生、教授と激論を交わした模様が収録されている。田中裕二は「東大はイメージ的にガリ勉みたいのが多いと思われているが、意外に普通の子が多かった」と感想を語った。歴史ある東大の校舎は趣があったといい、太田光は「(出身校の)日大芸術学部の校舎は、ひどかったですからね。姉歯建築でしたから」とボケてみせた。また、東大を激論の舞台に選んだ理由について「東京モード学園でやってもしょうがないですからね」などと話していた。

 お笑い出身の政治家の活躍が目立つ中、政界進出の可能性について問われると、太田は「100パーセントです」と宣言。「東さん(東国原宮崎県知事)がなれたんだから、俺だってなれるだろ。栃木県知事を目指します」と話した。栃木県を選ぶ理由については、「(県知事に)なりやすそうだから」と話し、報道陣を笑わせた。同じくお笑いが活躍する映画界への進出にも意欲を見せ、「僕もいずれは監督としてね。いま山本晋也監督とコンタクトを取ってますから。間違えて村西とおる監督に電話をかけちゃったりして。思わず笛を吹いてしまいました」。記者に「本当ですか?」と問われると、「いま話したのは全部本当です。実は26歳でした」と話し、報道陣を煙に巻いた。