岡島の初セーブから一夜明けた21日、ボストンの地元紙「ボストン・ヘラルド」紙の電子版は、「岡島がその日を救った」の見出し。九回から登板してヤンキース打線を封じた岡島の好投を絶賛し、「レッドソックスが松坂大輔に1億ドルを投じた本当の理由は、岡島獲りに“煙幕を張る”のが目的だったことが分かった」と報じた。観戦したヘンリー・オーナーも「岡島サンは、素晴らしい。デビュー戦で本塁打を打たれたけれど、その後、ずっと、アンタッチャブルな内容が続いている」と感心しきりの様子だ。
 また、「ボストン・グローブ」紙では、フランコナ監督が岡島をアメリカン・スタイルで祝福した、と報道。勝利の瞬間、岡島の胸を叩いて祝福したが、「あまり強く叩きすぎて、岡島を2フィート(約60センチ)ほど、突き飛ばしてしまったよ」という監督談話を紹介している。ボストンでは、日に日に岡島評が高まっているようだ。〔USA通信〕