レアルが獲得へ向け、破格オファーを準備しているとされるＣ・ロナウド　（Photo/B.O.S.）

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　レアル・マドリーが来シーズンに向けて獲得の目玉としているマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドだが、レアル・マドリーがＣ・ロナウドを獲得するためにはかなりの大金を費やす必要がありそうだ。マン・Ｕを納得させる唯一の方法、それはそれ相当のオファー額を提示することにあると考えるレアル・マドリーのカルデロン会長。破格の８０００万ユーロ　（約１２５億円）を提示する準備ができているとスペイン紙“アス”が報じている。

　今のところマン・ＵにＣ・ロナウドを手放すつもりはなく、契約延長のオファーを出し、交渉に入っていると伝えられているが、もし延長の話が消えた場合、レアル・マドリーは８０００万ユーロでＣ・ロナウド獲得に動くとされている。この破格のオファーはフロレンティーノ・ペレス会長時代の２００１年夏にユベントスからジネディーヌ・ジダンを獲得した際の７５００万ユーロ（約１１７億円）を上回る史上最高の移籍金となる。

　マン・Ｕのファーガソン監督は「スペインの気候はクリスティアーノにとって魅力的なものだろう。だが、マンチェスターではフットボールに集中し、栄光を手にすることができる。契約の延長については交渉中だし、我々は彼の代理人と何度も話し合っている。新たな契約を結ぼうとする際には問題点が出てくるものだ。我々には我々の、彼らには彼らの考えがある。双方にとって満足いく結論に達することができるはずだ」とコメントしているように、Ｃ・ロナウド残留に自信を見せている。

　Ｃ・ロナウド獲得に破格のオファーを用意しているとされるレアル・マドリー。それほどまでにＣ・ロナウドが欲しいというところだろう。マン・Ｕ残留か？レアル・マドリー移籍か？Ｃ・ロナウドの去就騒動はさらにヒートアップしそうだ。

(スペイン通信)