2003年のワールドユース大会にアルゼンチン代表として出場し、4ゴールをあげて大会得点王に輝いたフェルナンド・エゼキエル・カベナギ(23)がボルドーに入団した。「レキップ」紙が報じている。

 カベナギは2000年、17歳でリバープレートからプロデビュー。翌シーズンから頭角をあらわし、4シーズンで55ゴールをマークした(88試合)本格派のストライカー。2004年にロシアリーグ史上最高レベルの移籍金でスパルタク・モスクワ入りしたが、3シーズンで51試合12得点に終わり、期待通りの活躍ができなかった。

 昨年のW杯ではアルゼンチン代表に選出されなかったものの、リバープレート時代は、バティストゥータやクレスポの後継者とまで言われるほど期待の高かった選手。モスクワで失敗した欧州デビューを、パパンやジダンのいたボルドーで仕切り直しだ。