期限付きでマンチェスター・ユナイテッドに移籍した元バルセロナのヘンリク・ラーション(35)は、現チームメイトのクリスティアーノ・ロナウド(21)の才能に日々驚かされていると告白している。そのクリスティアーノ・ロナウドと元チームメイトのロナウジーニョ(26)を比較し、両選手ともに同種のレベルを持っていると絶賛し、いつか同じチームでプレーしたら「すごいことになる」とコメントしている。

 オールド・トラフォードにやってきて2週間半が経ったラーションは、クリスティアーノ・ロナウドの才能にすっかり魅了されているという。「クリスティアーノ・ロナウドはプレミアリーグ、そしてヨーロッパでも最高の選手だよ。マンチェスター・Uで彼のプレーを見ているけれど、信じられない。練習でも試合でもまるでショウを見ているようだ」。

 クリスティアーノ・ロナウドへの賛辞を口にするラーション。そして、クリスティアーノ・ロナウドがフットボールの頂点に立つ日が必ずやってくると太鼓判を押している。

「現時点でのパフォーマンスから見たら、クリスティアーノ・ロナウドはロナウジーニョを超えているように思う。複雑なプレーもいとも簡単にやってのける。ロナウジーニョと一緒だよ。彼らが同じチームでプレーしたらすごいことになるだろうね。ファンにとってはたまらないはず。それに彼らは共存できると思うよ」。

 来シーズンに向けバルサがクリスティアーノ・ロナウド獲得に動くとの噂が先日にも出たばかりだが、ラーションはクリスティアーノ・ロナウドがバルサに行っても十分やっていけると示唆。となるとロナウジーニョとクリスティアーノ・ロナウドの“共演”が見られる可能性もある。もっともそれがバルサでの共演となるとは限らないが・・・。

 一方、自身について触れたラーションは、プレミアリーグ首位に立つチームについて「マンチェスター・Uは現在、ヨーロッパのクラブの中でベストと言ってもいい」と言い切る。チーム状態の良さを強調し、そのマンチェスター・Uでプレーするというチャンスを得たことについてかなり興奮しているとも。

「自分のシチュエーションに興奮している、FAカップで1ゴールを決めたし、今はリーグ戦でゴールを決めたいね。マンチェスター・Uの歴史についてはたくさん聞いているし、今そのチームにいるなんてラッキーだよ。間違いなく世界最高のクラブだね」。

 ラーションは、クリスティアーノ・ロナウドだけでなく、マンチェスター・Uというクラブにもすっかり魅了されたようだ。そして、クラブのためにラーションは邁進していく。

(スペイン通信)