ベッカムに、スーパーボウルのCM出演依頼―。ニューヨークの地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」紙の電子版は16日付けで、2月4日にフロリダ州マイアミで開催されるスーパーボウルのテレビ放映にCM枠を持つ「NFLネットワーク」が、同CMに、LAギャラクシー移籍で注目のRマドリードMF, デビット・ベッカム(31)を起用する計画があると報じた。

 米国NFLの決勝決定戦「スーパーボウル」は、そのテレビ放映中に流れるCM枠が30秒で2億円の価値が付いたこともある程、高額CM媒体として有名で、例年、バドワイザーやコカコーラなど超大手が斬新なCMを提供して話題を呼んでいる。

 今回「NFLネットワーク」は、シンシナティ・ベンガルのチャド・ジョンソンがスーパーボウルパーティーを開き、そこに沢山の有名人が集まってくるという設定で、CMを企画中。同紙によると、すでに、ラップ歌手、LLクールJや、カントリーバンドのラッセル・フラッツら、米国の大物有名人が出演を了解しているが、更に、CMプロモーター関係者が「ジャネット・レノ元米国司法長官と、ベッカムがウィッシュ・リスト(おねだりもののリスト)にある」と語ったもの。

 2億5000万ドルというLAギャラクシーとの契約で全米が仰天。ベッカムは、今、全米で最もHotなスポーツ選手という訳で、CMプロモーターの垂涎の的になっている。実現すれば、LAギャラクシー入団より一足お先に、ベッカムがスーパーボウルCMで、“米国セレブ”の仲間入りを果たすことになる。