セリエA第19節、アタランタ相手に5−1(アウェイ)大敗を喫したリボルノは試合後にダニエレ・アリゴーニ監督の解任を発表している。現在チーム内に不協和音が響く中、リボルノ会長アルド・スピネッリが選手達を厳しく批判した。イタリア代表でもある守護神マルコ・アメリア(24)がスパルタク・モスクワ移籍を志願した事に対して、同会長は「アメリアは一般的なロマーノ(ローマ出身者)同様、ペラペラと喋り過ぎだ。それほど望むのならば1月中にも放出先を探すが、見つからなければベンチ送りだ」と応酬した。
また、リボルノの至宝FWクリスティアーノ・ルカレッリ(31)がアリゴーニ監督を擁護発言した事に対して、同会長は「主将である以上、チームと監督を救うためにも能力を発揮しろ。発言は風に乗って自分の耳にも届く。まぁルカレッリとの契約は5年間あるからな」とコメント、チームの危機にもワンマン会長振りを発揮している。