小泉内閣の5年5カ月 株価は?

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 26日に総辞職した小泉内閣の5年半の、株価の動きを、振り返ります。

 小泉内閣が発足した、2001年4月26日の日経平均株価は、1万3,973円でした。その後、株価は、下がり、アメリカで同時多発テロが起きた、2001年9月11日には、1万293円となりました。

 その後も、株価は、低迷し、2003年4月28日には、バブル後最安値となる、7,608円まで下降しました。この4月は、イラクのフセイン政権が崩壊したほか、重症急性呼吸器症候群=SARS(サーズ)の、世界的な流行などがあり、日本では、4月1日に日本郵政公社が発足しました。

 株価は、その後、上昇のトレンドをたどり、2005年11月末には、内閣発足時を上回る、1万4,872円になりました。この年の、9月には、衆院選で自民党が大勝し、10月には郵政民営化法が成立しました。

 2006年に入ってからも、株価は、好調で、3月末の株価は、1万7,000円台をつけました。しかし、3月以降、株価は下降トレンドをたどり、小泉内閣が総辞職した、9月26日の日経平均株価の終値は、内閣発足時より、1584円高い、1万5,557円でした。【了】

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