オリックス、村上ファンドに200億円
藤木社長は、総会で質疑応答に入る前に、村上世彰容疑者の証券取引法違反事件との関与を否定。村上ファンドの中核企業「MACアセットマネジメント」(5月に廃業)から資本と派遣していた非常勤役員2人の引き上げを5月下旬までに完了したことを報告した。
また、村上ファンド事件の発覚から低迷が続く株価について株主から不安の声があがると、藤木社長は企業価値の向上に取り組む姿勢を強調した。
同総会は1時間18分に及んだ。参加した株主は昨年より50人多い約160人で、質問者数はのべ5人。議長は藤木社長が務め、宮内義彦会長からは今後の経営課題について3分程度の説明があったのみで、特に発言はなかった。一部株主から反対の声があった取締役選任を含む全3議案が賛成多数で承認された。【了】
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