2点リードからまさかの大逆転を食らったベルギー代表 photo/Getty Images

写真拡大

FIFAランクで1位となっているベルギー代表が、9年ぶりとなる大量失点と完敗を喫した。

18日に行われたUEFAネイションズリーグのグループリーグ第6節で、スイス代表のホームへ乗り込んだベルギー代表。開始20分経たずして2ゴールを奪い、そのまま試合を優位に進めるかと思われた。しかし、26分にPKを献上し1点を返されると、31分、44分とゴールを奪われ、前半のうちに逆転を許す。さらに、後半に入っても勢いが衰えないスイス代表に2点の追加点を許し、ベルギー代表は2-5の完敗を喫した。この結果、スイス代表に勝ち点「9」で並ばれたベルギー代表は、得失点差の影響でグループリーグ突破を逃している。

ベルギー代表が1試合で5失点を喫したのは、2009年9月に行われたW杯・欧州予選のスペイン代表戦(0-5)以来9年ぶり。3点差以上の完敗もこの試合が最後となっていた。なお、ここ10年でベルギー代表を相手に3点差以上で勝利を収めたのは、スペイン代表と日本代表(2009年5月、4-0)の2カ国のみだったが、新たにスイス代表が加わった。