18日の天気予報。

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18日(木)の天気は、大ざっぱに表現して“北と南は晴れ、その間の地域は曇りや雨”。東日本の太平洋側、西日本の日本海側は、風の集まり具合や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、特に山陰地方は早い時間から雨や雷雨に。東海や関東でも、夕方以降は雨の降り出す所があるでしょう。東日本はそのまま、19日(金)のぐずついた天気へとなだれこみそうです。

18日に雲が多いのは、ちょうど北緯35度あたり。実は、冬場に「ヒートショック」が起こりやすい地域です。ヒートショックとは急激な温度変化により血圧が大きく変動することで、暖かい部屋から寒い浴室への移動、さらに熱い浴槽に浸かること等が引き金になりやすいと言われます。北緯35度あたりは、北国(雪国)ほど暖房にチカラを入れないわりに、時たま寒さが厳しい地域で、東京の部屋は毎年けっこう寒いと感じます。冬の寒さとは比べものにはなりませんが、19日(金)の関東は冷え冷えした一日になりそうです。

(気象予報士・高橋 和也)