週末に行われたバイエルン戦では、カリム・ベララビが相手DFラフィーニャに対して、悪質なハードファウルで負傷をおわせ、その後に4試合の出場停止処分と1万ユーロの罰金を命じられたレヴァークーゼン。

 試合後、相手バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、ベララビに対し「精神病でも患っているのか」と痛烈に批判。「意図的に負傷させた」と糾弾し、3ヶ月の出場停止に値するとの見解まで示す発言を行なった。

 これに対してレヴァークーゼンのルディ・フェラーSDは、「ベララビは決して精神病を患っているようなことはない」と擁護しながらも、その一方でヘーネス会長が抱く苛立ちについては理解をみせており、「私はその発言に対して不快感を覚えているということはない」とコメント。

 さらにこのヘーネス会長による痛烈な批判によって、むしろベララビの出場停止処分は4試合”のみ”で済んだ可能性さえ感じていることを明かしており、「私もこの業界に長くいる人間だ。そしてどのようなことがスポーツ裁判所に影響を及ぼすものかもわかっている」と言葉を続けている。