【ファンキー通信】男性専用、揉み放題! 「おっぱいの壁」

写真拡大

 もうすぐクリスマス! ですが、ここで皆さんに質問です。今まで恋人や奥さんにランジェリーをプレゼントしたことのある方ってどのくらいいるんでしょうか? 買いに行く時ってやっぱり先にサイズを聞きましたか? それとも、気まずい思いをしながら、女性店員さんに探しあててもらったのでしょうか・・・?

 実は今回、そんな時に男性が困らないですむ、「ブラサイズ計測器」ならぬ「おっぱいの壁」が、オランダに住む女性デザイナーによって発表されたんです。

 制作にあたっているのは、デザイン事務所Piet Zwart研究所に勤めるウェンディー・ラメッカーズさん。彼女曰く、「男性って、自分のことや都合のいい記憶には優れているんですが、彼女や奥さんの下着のサイズは覚えていないんですよ。だから、プレゼント用に下着を購入しようとすると、他の女性を指差して、『あの人と同じくらい』と言ってみたり、『ひと握りくらい』と手で握った時の記憶をよみがえらせたりしているんです」とのこと。

 そこで、ランジェリー売り場の壁を女性の胸の形にし、それを来店した男性に握らせることでサイズを確認させようというのが「おっぱいの壁」。一見単純なシステムのように思えるが、「男性は何カップかという数値はなかなか記憶できないのですが、見た目や手で握った感触では胸のサイズを記憶しているんです」という、男性の記憶の特性に着目して考案された、画期的なものなのだ。

 ちなみにこの「おっぱいの壁」はシリコン製で、あらゆるサイズのおっぱいに対応。実際に見たり触ったりしてサイズを測定してもらった後に、そのサイズの商品が並ぶ棚でショッピングを楽しんでもらう。陳列法も、「男性がこぞって通いつめるカーショップやホームセンターにならい、男性好みのものにしているんです」と、まさにターゲットは男性一本だ。

 とはいえ、実はまだ実店舗で使用されているわけではなく、今のところは新しいランジェリーショップのコンセプトとして打ち出された、あくまでも「試作」の段階。

 期待してしまった男性の皆さん、いつか日本に上陸する日を待ってください・・・。でもコレ、あくまでもブラサイズの計測用なので、その時には壁を握ることに夢中になってしまわないよう、ご注意を!(清川睦子/verb)