【開催日時】2018年5月19日20時〜(日本時間27時)

【スタジアム】五輪スタジアム(ベルリン:最大収容人数7万4475人)

【主審】ツヴァイヤー

【1部通算対戦成績】51勝22分21敗(ベルリン)

【得点経過】
0-1:レビッチ(11分、ボアテング)
1-1:レヴァンドフスキ(53分、キミヒ)
1-2:レビッチ(82分、ダ・コスタ)
1-3:ガチノヴィッチ(90+6分、)

【試合スタッツ】
長谷部誠:フル出場、
(シュート数0、アシスト性のパス0、総タッチ数24、対人戦勝率75%、パス成功率77%)

【試合後コメント】

ニコ・コヴァチ(監督:フランクフルト)「有終の美を飾れるということ以上のものはない。今日はベルリンだけでなく、ヘッセン州の全てが歓喜に沸いていることだろう。選手たちに大きな賛辞をおくりたい。試合後には、ユップ・ハインケス監督の下へと向かい、申し訳ないと、そしてこれからの人生に幸あらんことを、とお伝えしたよ。(タイトル獲得に成功したが)身の程はわきまえている。2年前には我々はむしろ、入替戦を戦っていたのだ。そして翌年には11位となり、ポカール決勝で敗れている。今はそこで優勝を果たすことができたがね。チームがもつ力はわかっていた。それが力を最大限発揮ための根本となる。それをわかっているんだ。だから批判的な見方を口にしていた人たちを見返すことができたことを、嬉しく思っているよ。時にサッカーでは素晴らしいストーリーが描かれる。それを我々がやってみせたのだ。全員が一丸となって戦うことができれば、どんなことだって掴める可能性はあるものなんだ。」

マルコ・ルス(CB:フランクフルト)「意欲、情熱、そしてハートの強さが僕たちの方が強かったんだ。監督は再び、僕たちをうまくまとめあげてくれたよ。僕たちは様々なキャラクターを持った、1つの戦闘集団なんだ。もしも僕たちはピッチで戦いを挑む姿勢をみせれば、なかなか僕たちに勝つのは難しいものだよ。それをバイエルンも感じ取ったはずだ。ただ全てがうまく事が運ばなくてはならないものではあるけどね。」

フレディ・ボビッチ(マネージャー:フランクフルト)「センセーショナルな勝利だ。私の心は誇りで埋め尽くされているよ」

ブルーノ・ヒュブナー(SD:フランクフルト)「バイエルンと対峙するのであれば、多少の運も必要になってくるものさ。我々はとてもいい試合を演じていたと思うし、監督が見せてくれた戦術面については、まさにお見事!の言葉に尽きるね。今日は選手たちは1つのちょっとしたストーリーを描いてみせた。これはアイントラハト・フランクフルトにとって、とても特別なことだよ」

ケヴィン=プリンス・ボアテング(MF:フランクフルト)「みんなに大きな賛辞をおくりたい。誰もが我々が敗戦を喫すると口にしていたが、我々はハートの強さをみせ、バイエルンが敗戦を喫する形となったよ。」

アンテ・レビッチ(FW:フランクフルト)「30年ぶりのポカール優勝を果たせて嬉しいね。掴み取った優勝だ。バイエルンが大本命であったのは確かだけど、でも最終的に優勝杯を手にしたのは僕たちだったね」

ユップ・ハインケス(監督:バイエルン)「スポーツの世界で生きている限り、勝利も敗戦もつきものさ。今日は避けられた敗戦だったとは思う。先制点を許してしまった場面では、我々は重大なミスをおかしてしまったよ。そしてワンマッチの戦いでチャンスを活かせないようでは、勝利などおさめることなどできないさ。ロスタイムのあの場面についてはPKだったと思うが、しかし批判をすべきではないだろう。2度ポストに嫌われたところもあったし、そこまでスムーズに、強いプレッシャーをかけていけなかったというところもあった。フランクフルトはポカール優勝に値するチームだよ」

ハサン・サリハミジッチ(SD:バイエルン)「間違いない。PA内でボアテングはマルティネスの足を蹴飛ばしていた。我々は得点を重ねていかなくてはならなかったよ。フランクフルトは我々のプレーを遮断し、そしてカウンターを狙っていた」

トーマス・ミュラー(主将:バイエルン)「最終的にはこの8ヶ月間というものは、密度の濃いいい時間を過ごせたと思う。ただロッカールームの雰囲気は沈んでいるよ。とても辛いね」

【先発】