中国では、日本の大臣経験者がアニメの「魔人ブウ」のコスプレでイベントに登場したことが話題になっている。その記事を見た中国人は「太さが足りない。あの人にやってもらった方が・・・」と反応。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は3日、日本国内に誕生したフィギュア博物館で「元防衛大臣が『魔人ブウ』にふんして出席した」とし、石破茂元防衛相がコスプレを披露したことを伝えた。

 記事は、「鳥取県倉吉市の『円形劇場くらよしフィギュアミュージアム』のオープニングセレモニーが先日行われ、日本の元防衛大臣である石破氏が出席した。石破氏は新機軸を打ち出して自ら『魔神ブウ』のコスプレをし、当日のイベントで最も目立っていた」と紹介した。

 そして、石破氏がマンガ「ドラゴンボール」に登場する魔人ブウの出で立ちで会場ににこやかに登場し、マイクを持ってスピーチをする様子撮影した写真を数枚紹介している。また、石破氏のほかにも、石田耕太郎倉吉市長も同じく「ドラゴンボール」の孫悟空にふんし、スピーチを行ったことを伝えた。

 現役の政治家で閣僚経験者、しかも、国の安全を守る防衛大臣の経験者がアニメキャラクターのコスプレする、というのは中国ではおそらく考えられないだろう。コラージュでも作ろうものなら、すぐさま削除されるだけでなく、当局から何らかのお咎めを受けることになるかもしれない。

 記事を読んだ中国のネットユーザーは、「日本は本当に遊び心があるな。そして、アニメの要素でいっぱい。見てるととても嬉しくなる」「はははは、こりゃすごいな」「わあ、2次元産業はもはやすごい所まで来たな」といったコメントを寄せた。また「元防衛相は魔人ブウになったというのは、世界を滅ぼすつもりなのか」「ちょっと太さが足りない。あの人にやってもらうのが・・・」との意見も出ていた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)