こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

今どきマッチングアプリはざっくり2タイプ

「マッチングアプリでもっと、出会いを増やすべき!」

気に入った人はダメ、気に入られた人もダメ。ダメが続くと一生幸せがやってこない気がしてしまう。でも、そんな私に、友達のK子がマッチングアプリをすすめてくれたのです。私自身、3年前くらいにやっていたことがあるのだけど、そのときは特に進展せずに終わり、それっきり……。

それから、全く触れていなかったのですが、今では当時よりもさらにメジャーになったマッチングアプリ。色んなサービスがたくさんあるようで、何がイイのかわからない。

「今ね、マッチングアプリは大きく2タイプあるの」というK子。彼女は、メジャーなものからまだ出たばかりの新しいマッチングアプリも幅広く使っていて、今の彼は某有名マッチングアプリで出会った人なんです。

「2タイプ?」

「そうそう、SNS経由でプロフィール公開してマッチングしたらそこでメールのやり取り。そのあと気が合えばデートへ進むものがひとつ。これは昔アミもやってたよね?」

「やってたやってた。でも、メールではものすごい気が合ったんだけど、いざ会ってみたら、そこまで気が合わなかった……」

昔、マッチングアプリをやったけれど……

プロフィール見て、顔写真ももちろん見て、メールのやり取りをしてみたら、すごく趣味があった人がいたんです。私はテレビドラマが大好きなんですが、その人は昔ドラマ制作の仕事をしていたみたいで。もちろん、その人もドラマ好き。メールで、あのドラマはここが良かった、脚本家がどうのって、あの時のあのセリフに感動した、などなど、かなりコアな話ができて楽しかったのですが……。

いざ、1回デートしてみて思ったのは「メールのやり取りだけずっとしていたかった」ということ。メールで話してる分には楽しかったんですけど、いざ会ってみると、いまいち盛り上がらない。会話が盛り上がっていないのに、その後かなりグイグイこられて、最終的に「彼氏ができました」と言って逃げてしまいました……。

忙しい女子は、先にデートしてしまった方がいい

「なんかさ、空いた時間に色んな人とメールできるし、それはそれで効率的だと思うんだけど、もう今は3年前より時間の流れが早くなってるじゃない(笑)? だから、そのメールやり取りした結果ダメだったっていうのも時間もったいないって思うの」

「確かに」

「で、最近の増えてるのが“メールのやり取りする前に先にデートをする”タイプのもの」

「へっ!?デートが先!?今そんなアプリがあるの?」と驚きました。

「アミの場合、仕事が忙しいじゃない?この手のアプリは予定が空いてる日を設定してマッチングさせるから、基本的に空きスケジュールにデート入れられるの。よくない?」

「それ、なんてアプリ!?」

と思わず聞いてしまいました。私の場合、仕事が忙しくてデートの時間もままならない状態。それに加えて、相手も忙しいとなったりすると、もう一生デートできない。それに出会いの場にも、スケジュールが合わなくて行けなかったことが何度あったことか。

「いくつかあるけど、おすすめは、これかな。条件入力して、デートしたい日にちを設定すると、それでマッチングするっていう仕組みなの!」

顔もわからないハイスペック男子とデート

K子がこのマッチングアプリをすすめてきた理由はコレ。このアプリが「ハイスペック」というコンセプトだから。そもそも、本気の彼活をしよう!と決めたのは、ホタテくんの「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」というところにもあったのです。だから、

「ある程度ハイスペックな男性っていうところが担保されているからさ、そこもいいんじゃないかって思って」とのこと。聞くと男女ともに、参加条件はあり。大卒とか、女性は年齢とか……。

ちょっと感じ悪くも思えた(正直なところ)のだけど、

「目的がはっきりしてるっていうところではいいと思う。それに私たちの年齢ならまだいけるし。いけるなら、やっておいた方がいいでしょ?」とK子。なるほど。このアプリ女子の年齢制限は20〜39歳までです。そして男性は23歳から45歳。

さらに「どこの大学かと、職業はわかるけど、その代わりプロフィール写真とはなくて、会うまで顔がわからないの」というから、驚き! 

「えーーー!それ、スゴイね。本当に知らない人とデートするんだ」

「その代わり、ハイスペックは保証されてるっていうから、ある意味わかりやすいよね。見た目はどうでもいいから、そこを求める人にはぴったり」

とはいえ運営側の審査項目に“見た目”も入ってるみたいなんです。前回のデートで学んだこととして、見た目はどうでもいいけれど30%くらいは必要っていう結論になったのだけど……、ある程度顔審査があるなら、なおさらいい。

そして、K子が「デートの時間は1時間半って決まってるし、見た目好みじゃなくても、そこまで苦じゃないと思うよ」と言う。

デート日時は自由自在というわけではなく、土日の昼と昼過ぎと夕方の3回のみで、それぞれ1時間半。ここから好きな日時を選んで、予約を入れて、その日にちでマッチングをするそうです。

「ふーん。ちなみにこのアプリで、誰かと会ったりした?」と聞くと、何回か会ったこともあるそうで。そのときの話を聞かせてくれました。〜その2〜に続きます。

マッチングアプリでの出会い、しかも顔も知らない相手とデートするなんて……。昔じゃ考えられなかったなぁ。