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遊ぶだけ遊んで、また散らかしっぱなし...。子育てのしつけの中でも「お片付け」に苦労しているというお母さん、少なくないのでは?

そんな悩みを抱えている家庭にぴったりの家電がこのほど開発されました! その名も「CleanUp Orchestra(クリーンナップ・オーケストラ)」。音とリズムで楽しく片づけ習慣を身に付けさせるユニークな製品です。

片づけるごとに音が増えていく!

用意するのは、おもちゃや棚に貼るセンサー付きシールと、それを読み取るモジュール、そして専用アプリです。

スマートフォンの専用アプリでスタートボタンを押すと、片づけタイムがスタート。音楽が流れ始めます。

子どもたちが正しい位置におもちゃや絵本などを片づけることで事前に取りつけたセンサーが反応し、楽器の音が流れ出します。1つ片づけるごとに演奏する楽器が1つ増えていき、最終的に1つの音楽が完成する、という仕組みです。

怒られたり急かされたりしながら片づけるのではなく、子どもたちが楽しさを感じながら自発的に片づけを進められる、なんともハッピーな仕組みです。

「CleanUp Orchestra」を開発したのはデジ家電プロジェクト委員会。"デジタル"と"家電"を組み合わせた「デジ家電」で、暮らしをより楽しくうれしくしていくことを目指す「デジ家電プロジェクト」を推進している団体です。

2017年12月23日にはニトリ マロニエゲート銀座店で体験イベントが行われました。参加した子どもたちからは「音が増えて楽しい気持ちになった」「お片付けが楽しく続けられそう」といった感想が寄せられたほか、「子供たちが楽しんでいる様子が伝わってきた」「面白いシステムでとても良いと思います。取り入れてみたいです」という保護者の声も聞かれました。

「CleanUp Orchestra」は試作品として生まれたもので、現時点では販売などはされていませんが、今後のデジ家電の展開に期待が高まります。