明後日11月22日は「いい夫婦の日」。夫婦の数だけ夫婦の形はありますが、最も多くの人が理想とする夫婦の形とは、一体どのようなものなのでしょうか。株式会社パートナーエージェントが、20〜59歳の男女2200人に対して行なった「いい夫婦」関するアンケートの調査結果をご紹介します。

理想は、互いに支え合って夫婦となる“人”文字型夫婦

あなたの理想の夫婦の形を教えてください。(n=2,200)※必須回答・複数回答可

理想の夫婦の形として最も支持されたのは、「互いに支え合って夫婦となる“人”文字型夫婦」(独身:36.5%、既婚:46.2%)で、独身者・既婚者共にトップとなりました。そして、「いつまでもラブラブ恋人同士夫婦」(独身:29.8%、既婚:27.2%)、「まるで親友?仲良しお友だち夫婦」(独身:26.7%、既婚:22.0%)と続きます。独身でも既婚でも、理想の夫婦の形は変わらないようですね。

既婚者の60.3%が自分たちは「いい夫婦」と回答

既婚の回答者に、自分たちは「いい夫婦」だと思うかどうかを質問したところ、「とてもいい夫婦である」(14.8%)、「どちらかといえばいい夫婦である」(45.5%)と、いい夫婦であると答えた人は6割を超える結果となりました。

それでは、いい夫婦であるためにお互いが心掛けるべきこと、夫婦といえどもしてはいけないことはどんなことなのでしょうか。既婚者の回答はこちら。

いい夫婦であるために心掛けるべきこと

1位:ありがとうを言う(62.1%)
2位:相手の話をよく聞く(55.2%)
3位:ごめんなさいを言う(47.9%)
4位:干渉しすぎない(46.2%)
5位:一緒に食事をする(45.5%)

トップ3は、「ありがとうを言う」(62.1%)、「相手の話をよく聞く」(55.2%)、「ごめんなさいを言う」(47.9%)となりました。基本的なことのように思いますが、親しい間柄になると、言わなくても伝わっているはず……と、なかなか言葉にしなくなってしまうんですよね。「ありがとう」と「ごめんなさい」はきちんと言葉で伝えたほうがいいようです。

きちんと言葉で伝えること、結婚後も大切です!

夫婦の間でしてはいけないこと

1位:浮気をする(61.7%)
2位:感謝の気持ちを持たない(55.9%)
3位:相手を見下す(55.5%)
4位:相手を家政婦扱いする(47.9%)
5位:相手の悪口を言う(42.1%)

既婚者が“してはいけない”と思っているのは、「浮気をする」(61.7%)が1位、2位は「感謝の気持ちを持たない」(55.9%)、3位は「相手を見下す」(55.5%)となりました。
前述の心掛けるべきことでも「ありがとうを言う」が1位だったように、夫婦間では「感謝」が重要なキーワードだということがわかりますね。

これらの結果を男女別に集計したところ、男女によって回答に差が出た項目が。

この差を埋められると、さらに夫婦仲も良くなるのかも!?

いい夫婦であるために心掛けるべきことでは、「ありがとうを言う」(男性:52.7%、女性:71.8%)が19.1ポイント、「報告・連絡・相談をする」(男性:30.4%、女性:58.5%)については28.1ポイントも差がありました。女性にとって、会話や言葉がとても重要なものであることがうかがえます。
また、いい夫婦であるために「家事を分担する」と答えた男性が39.2%いたのに対し、女性は26.1%と13.1ポイントの差が。女性が思っている以上に、夫婦円満のために家事の分担が必要と考えている男性が多いようです。

夫婦の間でしてはいけないことについては、「相談なく勝手に決める」(男性:27.7%、女性:52.8%)で25.1ポイント、「相手を思い通りに従わせる」(男性:23.0%、女性:45.1%)では22.1ポイントの差が出ています。

結婚生活が長くなり、毎日顔を合わせて生活を共にしていると、どうしても忘れてしまいがちな感謝の心。いい夫婦の日をきっかけに、パートナーへの感謝の気持ちをきちんと表現してみませんか? 結婚はこれからという人も、既婚者の回答から夫婦円満の秘訣を見つけられたのではないでしょうか。

【参考】※ 株式会社パートナーエージェント