今の時期、蒸し暑くて汗をかいたり、体もだるくなったりしますよね。
デリケートゾーンもむれてニオイが気になったり、かゆみが出たり……。

デリケートゾーンのケア、意外と忘れがちですよね。

毎日顔を洗うのに、デリケートゾーンはそのまま?

美容が大好きという方も、案外お手入れをしていない方が多いのがデリケートゾーン。
清潔にしておかないと、トラブルを招くことも。ケア方法を知らないと、不安になりますよね。
正しい知識を得て大切な体を自分でケアできるようにしましょう。

女性300名にとったアンケート調査によると2人に1人が、かゆみとニオイに悩んでいるという結果が!
簡単なセルフケアをさぼると、かゆみやニオイだけでなく、重大な病気を見逃すリスクも。
まずは大切な自分の体に関心を持つことが大切です。

●洗い方●
そっとやさしく毎日洗うのがキホン!
汚れや垢が溜まりやすいので、そっと手で広げて、指でナデナデ。
たっぷり泡を立てて丁寧に指で洗うのがポイントです。

●拭き方●
生理時やムレが気になるこの季節の不快感は放っておかずに、デリケートゾーン専用のウェットティッシュ等でサッと拭き取りましょう。
経血を含んだ生理用品が長時間密着しているのは不潔なので、要注意。スポーツの後にすぐシャワーが浴びれなかったり、体調不良でお風呂に入れない時もサッと拭き取るだけでさっぱりします。

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●ボディーソープの選び方●
デリケートゾーンは粘膜です。
ボディソープや洗顔料は、アルカリ性〜中性のものがほとんど。それらを使うと弱酸性の粘膜であるデリケートゾーンは洗いすぎになってしまい、善玉である常在菌を奪ってしまう可能性が。
必要な潤いを残したまま清潔に保つには、弱酸性のものを選んで。

●デリケートゾーンも乾燥する?●
年齢を重ねると、肌が乾きやすくなりますよね。
それは、顔や体に限らず、デリケートゾーンも同じように乾燥しやすくなってきます。
乾燥からかゆみを引き起こすことも。
保湿効果のあるシートを使用することもオススメ。
下着やデリケートゾーンを清潔に保つだけでなく、潤いをキープするのに役立ちます。

ムレやすいこの季節、きちんとケアしましょ。



■賢人のまとめ
デリケートゾーンはpH値が4.0〜4.5の弱酸性です。デリケートゾーンのケアは弱酸性のソープを選んで。毎日やさしく洗うことが基本です。

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

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小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/