宮本亜門氏

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演出家の宮本亜門氏が12日、東京・明治大学アカデミーホールで、舞台「YU GEN 幽玄 HIDDEN BEAUTY OF JAPAN」の制作発表会見を行った。

この新作舞台ついては、アジア地区のシンガポールに向かい、10月28・29日に実施されるものだ。

狙いは、日本への関心を高めるため。日本とシンガポールの外交関係樹立50周年を記念した野外イベント「リバーナイトフェスティバル」の会場を使用して、世界最古の能と最新テクノロジーである3D映像を融合させたオリジナル公演を企画した。

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている能。演出を任された宮本氏は、「色んな国の人々に広げていきたい」と意気込みを語った。

観客には、3Dのマッピング映像を見てもらうために特注メガネをかけてもらう準備がある。そこでは、目の前に迫ってくる立体映像…日本の絶大な自然(風、雪、雨、雷、火、水)の中に、登場人物をまぜていく仕掛けもあるという。

▼ 宮本亜門氏



▼ 特注メガネでは、背景映像が立体に見えた

写真は、会見後に実施されたプレビュー公演より