信頼されるのも納得…!出来るオンナがやってる「3つの考え方」

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アラサーになると、多くの人が1度は出会ったことがあるだろう職場において魅力的な女性。性別を問わず信頼が厚く、仕事が出来る人は理想ですよね。「でも私には無理……」と思っている人! ちょっと考え方を変えるだけで、あなたにも出来ることがありますよ。

今回は心理カウンセラーの筆者が、デキる女性たちが自然とやっている3つの考え方をご紹介します。

■1:デキる女は、行動に条件を付けない

これは自己肯定感とも関係するのですが、ダイエットで例えるなら「痩せたらキレイになれるのに」とか、「痩せたら自信が持てるのに」と、何かをするために条件をつけることはありませんか?

こうした考え方のクセは、仕事においても「あの人がこれをしてくれたら、私はこれが出来るのに」や、「予算や時間がもう少しあれば、こんなことも出来るのに」という思考に繋がってしまいます。こうした条件付けをする考え方のクセのある人は、今すぐそれをやめましょう。

極端な話になりますが、「あの人と目が合って微笑みかけてくれたら挨拶しよう」なんて、挨拶ひとつするのに条件をつける人がいたら、どう思いますか? きっと「そんなこと言っていたら、誰にも挨拶出来ないよ!」と思われるでしょう。

このように、デキる女性は常に与えられた条件の中で“どうすればそれが出来るのか”を考えるのです。

■2:デキる女は、「成功することを前提」に物事を考える

例えばひとつのプロジェクトに加わった時、一般的な考え方だと“さまざまなプロセスを経てプロジェクトを成功させること”が着地点となりますが、デキる女性は“そのプロジェクトが成功した時に、その成果をもとに次に何が出来るか”を考えます。着地点からひとつ先まで先行しているのです。

実はこうした考え方でものごとを捉えると、成功が前提になっているので仕事自体が楽しくなり、集中力が増し、よいアイデアも出やすくなります。

料理で例えるなら、料理のビギナーはカレーライスを作る時に、カレーライスを完成させることを目的とします。しかし料理も手馴れてきたら、「カレーが出来たらサラダを添えて……」と、カレーライスが完成することを前提に、次に何を作るかを考えますよね。仕事でも同じことが言えるのです。

■3:デキる女は、時には弱みを見せる強さがある

強さや賢さだけでは、煙たがられることもありますよね。しかし本当にデキる女性は、時には自分の弱みを見せることが出来るのです。何故なら彼女たちは“自分は弱みを見せても大丈夫”だということを知っているから。無理に背伸びをしないで、自分ひとりでは出来ないこと、分からないことを人に聞いたり、適任者に依頼することで、更なる信頼を得ているのです。

とても仕事が出来ると思っている人から、自分の得意とすることを聞かれたり頼まれたりすると嬉しく感じるものですし、好感が持てますよね? そう、彼女たちは自分を、そして相手を認めているから信頼されているのです。

自分を認めるのに条件は必要ありません。それと同じように他人をも認めることが出来れば、人はそれに応えてあなたを認め、信頼してくれるのです。

いかがでしたか? 自分にダメ出しをしてそれをバネにするのと、無条件で自分を認めて、更に伸ばすのではどちらが気分よく仕事ができるでしょうか。せっかくなら楽しく仕事をして下さいね。

【筆者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

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※ Brainsil/ shutterstock