癒しを求めて…「秘境の宝庫」東北のパワースポット7選(前編)

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今年は東北新幹線が北海道・函館まで開通したこともあり、北へ旅する方も多いのではないでしょうか。

実は東北は、“古来の日本の魂が息づく場所”であり、秘境的パワースポットの宝庫。「知らなかった!」という方も多いかもしれませんね。

今回はGWに向け、東北在住ヒーラー・女のしあわせ研究家の筆者が、ホリスティックな女子旅にぴったりの“東北パワースポット7選”を、前編・後編に渡りご紹介します。

■1:神秘の湖で「龍神」と出会う・・・十和田湖、十和田神社、奥入瀬渓流(青森県)

十和田湖は、青森・秋田の県境に位置する壮大なスケールのカルデラ湖。水深327m、湖面は天を写す鏡のように美しく、広大な原生林に囲まれるこの湖は、“龍神が住む”と伝わる神秘の湖。日常の喧騒を離れ湖畔に立てば、深い静寂に包まれ内なる自分に“新たなパワー”が満ちてくるでしょう。十和田神社は、湖畔のパワースポット。神社の裏にある“占場”は昔、占いを行っていた神秘的な場所(震災後は一部立ち入り禁止)です。霊気が強いため、“本気のお祈り事”に向いているかもしれません。奥入瀬渓流には、十和田湖から流れる奥入瀬川の清流に癒される全長約14kmの散策コースがあります。マイナスイオンたっぷりの川辺を、四季折々の植物や渓流と岩の造形美、涼やかな滝を堪能しながら歩けば、心身がクリアに浄化されます。

■2:ブナの原生林と「妖精の泉」に癒される・・・白神山地・十二湖(青森県)

世界遺産“白神山地”は、東アジア最大のブナ原生林を有しています。ありのままで美しいブナの森の癒しは言葉にできないほど。木々の間から妖精のささやきが聴こえてくるようです。

トレッキングでは、元マタギのガイドが案内してくれることも。

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十二湖は、白神山地西部に位置する33の湖沼群。中でも青池は、水深9mの吸い込まれるような透明度と、光の屈折によりコバルトブルーに輝く水に目を奪われ、心が洗われるようです。

気付くと水面に美しい妖精が現れていた……そんな錯覚に陥ってしまいそう。

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■3:遠野物語〜「異次元世界」の境界線を体験・・・遠野(岩手県)

明治の文豪・柳田國男の『遠野物語』で知られる民話の故郷、遠野。ザシキワラシの伝説が伝わる美しい里山には、どこか不思議な空気感が漂っています。カッパに供える胡瓜が吊るされる“河童淵”があったり、木の棒に女性の顔と馬の顔を彫って作られたご神体“オシラさま”が古民家の床の間に飾られていたり……ファンタジーの世界に迷い込んだような異次元世界の境界線を体験することができますよ。

どの場所も豊かな自然や神秘的な趣があり、リフレッシュできます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

後編では、秋田、宮城、山形、福島のスポットをご紹介します。どうぞお楽しみに。

【筆者略歴】

珠艶 ・・・ 女のしあわせ研究家・ヒーラー・美容整体師。女性の幸せをトータルケアするヒーリングサロン『レボルシオン』のカリスマセラピスト。仙台・東京にて活動。著書『ラブ・セラピー』他。

【画像】

※ H・東洋, wolf eyes/ PIXTA