【PC時短塾3】もう迷わない! 大容量ファイルの送り方2つ

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作成した資料を上司や同僚に送信するとき、ファイルのサイズが大きすぎてメールに添付するのをためらうことってありませんか? インターネット回線が早くなったとはいえ、企業によっては、メールボックスの容量が限られていたり、一度に受信できる添付ファイルのサイズに制限を設けられたりしていることも珍しくありません。資料を送ったつもりなのに、メールが届いていない……。といったミスは未然に防いできたいですね。そこで、今回は大容量のファイルを効率よく転送するためのテクニックを紹介しちゃいます!

■面倒な操作は一切不要!「GigaFile便」

「GigaFile便」は、一般的なDVDメディアの10倍以上となる50GBもの大容量データ転送に対応したファイル送信サービスです。送信したいファイルを画面上にドラッグ&ドロップするだけで登録は完了。あとはダウンロードURLをメールに張り付けて送信すれば、受信者はクリックひとつでダウンロードをすることができちゃいます。

また、複数のファイルを同時にアップロードすることができるほか、複数のダウンロードURLをひとつにまとめちゃうこともできます。さらにパスワードでダウンロードが制限できるのでセキュリティ面も安心ですね!

■「宅ふぁいる便」ならスマホとの連携もできる!

パソコンで作成した資料をスマートフォンで見たい場合や、その逆にスマートフォンのファイルをパソコンに転送したいといったケースがあると思います。そういった場合に役立つのが「宅ファイル便」です。このサービスは、無料で300MBまでのファイルが送信できるサービスとなっており、登録不要で使えます。iPhoneなら公式アプリから手間を掛けずにサクッとファイルを転送することができちゃいます。

気になる操作も非常にシンプルで、送信したいファイルをドラッグ&ドロップするだけで登録することができるほか、自動的にZIP形式で圧縮してアップロードが行えるのも大きな特徴と言えるでしょう。
登録不要のサービスでもファイル転送だけなら十分使えますが、無料の会員登録を済ませておけば、アドレス帳機能を利用することも可能です。頻繁にデータを送る人をあらかじめ登録しておけば、ダウンロードURLをいちいちメールで送る手間が省けるので仕事時間もグッと短縮することができますね!

大容量ファイルの転送は、仕事をしていくうえで避けては通れない作業になることも珍しくありません。利用シーンに合わせて最適なサービスを選択すれば、スムーズに転送できるので無駄な時間を省けるので積極的に活用したいですね。

次回は、Excelの資料作成をよりスピーディに行うための関数活用テクニックを紹介したいと思います。お楽しみに!

(古作光徳)

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