今季初黒星のインテル指揮官「ミランダの退場で試合は終わった」

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 セリエA第6節が27日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでフィオレンティーナと対戦し、1−4と完敗を喫した。今シーズン初めての黒星を喫した同クラブのロベルト・マンチーニ監督が、試合後にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応えている。

「フィオレンティーナの最初の得点が試合の行方を左右した。アウェーチームを相手に2点を先行されては、試合は難しくなってしまう。ミランダの退場により試合は終わった。我々は何もできず、フィオレンティーナが良い試合をし、勝利に値した」と完敗であったことを認めた。

 退場者が出て10人となった後の戦いについては、「あまり戦術的な変更はしなかった。ゴールを許さないように4−4−1としたが、試合は開始から30分で既に巻き返すことができない状況になっていた」と打ち明けている。

 さらに「我々は1つの試合に敗れた。外部の評価が、自分の考えを変えることはない。インテルは素晴らしいチーム。他にも戦力に長けたチームがあるが、我々は変わらず首位だ。これから全てを改善する必要がある。でも、シーズンのこの段階でパーフェクトなチームなどないと思うよ」と続けた。